【来場を呼びかける川村さん(右端)ら=伊賀市西明寺で】

 「新たな扉を開いてくれるような願い」を込め、今年度から3回にわたって開かれる三重県の伊賀市文化都市協会主催の小学生クラシック音楽体験プログラム2025「音ハピとびらコンサート」の第1回が、10月5日午後2時から約45分間、市文化会館(西明寺)で開かれる。

 子どもたちにより良い音楽の提供を目指し、「教育的な概念から音楽としての知識を知ってもらい、これまでにない事業を」と、三重大学との地域連携事業として企画。生演奏によるクラシック音楽を「聴く」「観る」「感じる」「参加する」の観点で体験する。

 「打楽器ダダダドーンたのしもう!」がテーマの第1弾は、小学校低学年(1・2年生)推奨で、大阪交響楽団アンサンブルによる「クシコスポスト」(ヘルマン・ネッケ)、「剣の舞」(ハチャトゥリアン)など、リズミカルな7曲を披露する。

 解説者として全コンサートに参加する川村有美さん(三重大学教育学部教授)と同市出身の山本健太さん(三重大学教職大学院生)は「これは学校と学校外をつなぐ音楽。大人も楽しめるので、家族そろって、また大人同士など、皆で見に来て」と呼び掛けている。

 入場料は一般1000円、小学生以下(3歳以上)500円。チケットは同会館、青山ホール(阿保)、電子チケットサービス「テケト」(https://teket.jp/5744/55365)で販売している。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

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