【イベントのポスター】

「食を大切にする意識を」

 三重県伊賀・名張両市の「オーガニックビレッジ宣言」から1年が経つのを機に、「『夢みる給食』の上映会&おはなし会」が、8月30日午後1時30分から名張市蔵持町里のベルウイング武道交流館で開かれる。主催は市民団体「つながる食を考える会『こどもとごはん』」。

 同映画は、オーガニック(有機農業)給食にスポットを当てたドキュメンタリー映画で、上映後、名張市地域おこし協力隊の有機農業チャレンジ隊員、土手川千幸さんが、同市での有機農業の未来や可能性について話す。

 土手川さんは大阪府八尾市から昨春移住して名張市内で畑を借り、ミニトマトやオクラ、ピーマンなどを有機栽培で育て、産直市場で販売するなどしている。同団体の草部豊美代表らが「名張の人たちに有機農業を身近に感じてもらい、食を大切にする意識を広めたい」という土手川さんの趣旨に賛同し、上映の運びとなった。

 草部さんは「映画を見て、体はあなたが食べたものでできている、ということを再認識してもらえたら。いろんな立場の人に見てほしい」と話した。

 上映協力費は1人500円で、高校生以下は無料。

 問い合わせは、同団体へ電子メール(kodomotogohan@gmail.com)、または市こども支援センターかがやき(0595・67・0250)へ。

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