第2次世界大戦後の戦犯裁判を描いた映画上映など戦後80年を記念した行事が8月9日午前10時から、三重県名張市の百合が丘市民センター(百合が丘西5)で開かれる。申し込み不要、入場無料。
同市青蓮寺の地蔵院と名張ユネスコ協会、市宗教者連帯会でつくる「平和の集い」実行委員会の主催。
行事では、終戦前に同市青蓮寺に墜落したB29の搭乗員11人の追悼に関する話や市が制作したDVDの上映、平和に関する地元中学生の作文の披露がある。
同10時15分からは、映画「明日への遺言」(2008年公開)の上映がある。この映画は、無差別爆撃を実行した米兵を略式裁判で処刑した罪でB級戦犯として裁かれた東海軍司令官・岡田資中将の法廷での闘いを描いた作品。名張に墜落したB29搭乗員のうち6人は、岡田中将の命令で処刑されたとされている。
問い合わせは実行委事務局の耕野さん(090・2261・0150)へ。
- Advertisement -