【街頭活動に向かうパトカーを見送る清水署長ら=伊賀市ゆめが丘で】

 「夏の交通安全県民運動」の出発式が7月11日、三重県伊賀市などであった。運動の目的は交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、交通事故防止の徹底を図ることで、期間は20日までの10日間。

 同市のゆめぼりすセンターでは伊賀署員や県市の職員、各種関係団体の代表ら約80人が参加した。式典のあいさつで、清水浩之署長は「交通事故を未然に防止する絶好の機会と捉え、飲酒運転や速度超過など重大事故に直結する悪質、危険な違反に重点を置いた交通取り締まり、交通環境に弱い立場にある子どもや高齢者らへの交通安全教育を積極的に推進していく」と話し、協力を求めた。

 今年発生した交通事故は7月10日現在、伊賀署管内が総数1279件(前年同期比70件増)、うち人身事故57件(同5件減)、死者1人(増減なし)、負傷者68人(同4人減)。名張署管内は総数1050件(20件減)、人身事故27件(14件減)、死者0人(3人減)、負傷者32人(10人減)だった。

- Advertisement -