【授業で新商品の案をプレゼンする生徒たち=名張市で】
三重県立名張高校(名張市東町)総合ビジネス系列で学ぶ2年生27人が今年度、同市東田原の洋菓子店「モンパクトル」とのコラボ授業に取り組み、夏に発売するイートイン商品の案を考えてきた。6月中旬にあったプレゼンを経て、名張らしいオオサンショウウオ型のゼリーや清流をイメージしたかき氷を使った商品が6月下旬に発売された。

コラボ授業は、地域や地元企業で活躍でき、地域活性化に貢献できる人材を育てることを目的に、百五銀行名張支店(同夏見)が企画したもの。5月から同社の大石成子社長とチーフパティシエの内田貴章さんが同高を訪れ、アイデアのヒントや商品化するうえでのアドバイスを伝えてきた。
プレゼン会では、9つの班が自分たちの商品案を説明し、名張産のブドウやイチゴ、メロンなどを使った冷たいスイーツが提案された中、「食べれる!?オオサンショウウオ 赤目四十八滝」と題した案が商品化の候補となった。
大石社長と内田さんは「各班ともテーマに基づいてしっかり準備し、プレゼンに臨んでいた。価格設定など分からないことも多い中で、イートインらしい商品を提案してくれた」と生徒たちに話していた。
新商品は8月末まで同店で販売予定。
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