【記念展に向け作品を持ち寄ったメンバーら=伊賀市緑ケ丘東町で】

 三重県伊賀地域在住者を中心に、50代から90代の11人が活動する絵画サークル「上野美術クラブ」が、6月25から29日まで伊賀市上野東町の白鳳プラザで「第65回記念展」を開く。入場無料。

 1960年に旧上野市の中央公民館サークルから始まり、現在は東京や大阪の公募展などに出品する人も。普段はそれぞれに創作活動を続ける中、月に1回は集まって会議や制作、日帰りのスケッチなどで交流している。

能登へ寄付も

 今回は水彩、油彩、アクリル絵の具などで描いた6号から100号まで計20点前後を展示予定で、風景から人物、動物、抽象画まで幅は広い。また記念事業として、能登半島地震の被災地に役立ててもらおうと、サムホールサイズほどの作品をチャリティー販売し、市を通じて売上の全額を寄付するという。

 会長の中尾範子さんは「画歴の長い作家も多く、個性豊かな見応えのある作品展。たくさんの方に見に来ていただければ」と話した。

 時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。

 問い合わせは中尾さん(090・8135・4821)まで。

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