【ポスターを手にする担当者】

 関東を拠点に活動する17歳のアーティスト、佐々木春樺さんの創作紙粘土展「17歳のHARUKA展‐紙粘土の金魚が泳ぐ‐」(伊賀市文化都市協会主催)が、5月23から6月1日まで三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。入場無料。

 幼いころから紙粘土を使って大好きな金魚を作っていたといい、祖父母は同市在住。コロナ禍で、友人や離れて住んでいる祖父母に会えなかった時は「カラフルで楽しい金魚を頭の中で泳がせ、寂しさを紛らわせた」という。2022年には、横浜で初個展を開いた。

 今回の作品展では、カラフルな紙粘土を使った独創性あふれる大小さまざまな金魚の造形を展示する。NHK・Eテレのバラエティー番組「シャキーン!」の企画で21年から1年間かけて制作した、幅3メートル、高さ2メートルの等身大像「はるか像」も展示予定で、ポストカードなどの販売もある。

「わくわくして」

 活動の様子をインスタグラム(@HAPPY_NENDO)で発信している佐々木さんは「皆さんを驚かせたり、わくわくしてもらえるよう制作している。多くの人に見ていただけたら」とコメントを寄せた。

 時間は午前9時30分から午後5時まで。火曜休館。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

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