【出品作の一部を披露する樋口さん(右から2人目)ら=名張市で】

 「日々いろんなことがあっても、針や糸と向き合っていると心が落ちつき、創作意欲もわいてくる」――。「戸塚刺しゅう薔薇の会」の8回目となる作品展が、5月23から26日まで三重県名張市桔梗が丘3のギャラリー閑で開かれる。

 講師の樋口めぐみさんが、同市百合が丘西1の自宅と、伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で教室を開いており、習っている50代から80代の12人とともに、3年に1度、同ギャラリーで成果を披露している。前回から約2年がかりで仕上げた大作もあるそうだ。

 「器用で飲み込みの早い方が多い」と生徒たちを評する樋口さんは「『自分はこれが好き!』という作品を極めることで、見えてくるものがある。インドリボンでアレンジした麻かばんなど、はやりのものも採り入れているので、気に入った作品を見つけに来て」と呼び掛けている。

 時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。入場無料。テーブルセンター、額、バッグなど大小200点以上が並ぶ。

 問い合わせは樋口さん(0595・64・0696)まで。

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