【作品を手に来場を呼び掛ける(左から)円山さん、豊住さん、山本さん=伊賀市上野丸之内で】
絵画、陶芸、彫刻など、三重県伊賀地域と近隣の美術・造形作家11人によるグループ展「Feel the art小作品展vol・Ⅲ」が、5月10から18日まで伊賀市上野丸之内の「ギャラリー是空」で開かれる。入場無料。
奈良市在住で日本工芸会正会員の豊住和廣さん(77)は、フランスの国立美術学校で陶芸を学び、現在も研究・創作を重ねている。今回は奈良・飛鳥時代をイメージしたぐいのみや花器、香炉など5点を出品するという。
名張市桔梗が丘西の円山栞多さん(31)は、主に信楽の粘土を使い、「関守石」から着想を得た「関守犬」シリーズの彫刻を5点ほど出品予定で、「彫刻ならではの質感や存在感、空気感を楽しんで」と話す。
同市梅が丘の山本渉さん(41)は「眼差し」「カラス」などと題した、風景や動物などのアクリル画を5点ほど並べる予定で、「本来の色にこだわらず、カラフルな色使いにしている。動物の表情も見ていただけたら」と話していた。
他の出展者は以下。
AZUMA KAORIさん(洋画)、池上望月さん、noahさん(日本画)、小菅幸子さん、コ山人さん、橋本寿一さん(陶芸)、鈴木律子さん(彫刻)田槙奈緒さん(ミクストメディア)
同ギャラリーでは「伊賀で初出展の方も多く、年齢も20代から70代と幅広い。さまざまなジャンルの作品を楽しんで」と来場を呼び掛けている。
時間は午前11時から午後6時(最終日は同5時)まで。
問い合わせは同ギャラリー(0595・21・8818)へ。
- Advertisement -