【ラケットを構える速見さん】
シニアクラブ「梅が丘瑞長会」会長
昨春、三重県名張市梅が丘のシニアクラブ「梅が丘瑞長会」初の女性会長に就任。工夫を凝らした活動で会員増につなげようと、企画立案に取り組んでいる。
大阪府吹田市出身で、大学卒業後は銀行員として勤務した。結婚し京都市で暮らしていた間に長男、長女が生まれて以降は子育てに専念。1男3女に恵まれ、1990年に奈良から名張へ転居した。「コープみえ」の組合員理事を務め、服飾関係の仕事に従事した経験から、人前で話す機会も多いという。
同会の現在の会員数は約130人で、昨年は草引き作業や折り紙講座、ボウリング大会などの活動を行った。年末のクリスマス会では、会長自らプレゼントを会員宅に届けているそうだ。
「各自の好みに合わせるのは難しいが、喜んで参加してもらえるように」と、多様化の時代に対応し行事の内容や組織を常に見直し、参加しやすい行事を企画。役員も会員も楽しむ気持ちを忘れず、自由な組織活動をして活性化をしていく方針で取り組んでいる。
今秋の「シニアサンクスデー」では、同会料理クラブ、市、市生活改善推進協議会の3者が協力し、高齢者に手料理を振る舞ったりコンサートを開いたりする予定だという。
フリーピンポン全国2度出場
趣味のカラオケやフリーピンポン、ボウリングなどで健康的に体を動かす毎日で、同会にクラブもあるフリーピンポンでは全国交流大会に2度出場した。「生きがいづくり、健康づくり、仲間づくりのため、これからも頑張りたい」と語った。
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