化学物質を使ったテロを想定した対応訓練が7月17日、三重県名張市の比奈知ダムであった。名張署、市消防本部、同ダム管理所の関係者ら計約30人が参加し、連携体制を確認した。
訓練は、不審者がダム湖に硫化水素入りの容器を投げ入れたと想定。管理所職員が通報し、パトカーで駆けつけた署員3人が刃物を振り回す不審者役を確保した。
ボートに乗った職員は、水面に浮かぶ容器の周りにオイルフェンスを設置。防護服を着た消防隊員が物質の検知を行い、県警本部の機動隊員が容器を回収した。
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