ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年余りが経過した今、三重県内在住のウクライナ出身者を招いて交流や理解を深め、現地への支援に役立てようと、5月11日に「なばり9条の会2024ピース9フェスタ ウクライナに愛と平和を」が開かれる。
当日は、鈴鹿市や名古屋市に暮らすウクライナ出身者数組が来場予定で、最初に現地の様子やそれぞれの思いを話す。後半は、自作紙芝居を用いて各地で平和活動を続けている元県議の中村進一さん(伊勢市)による「紙芝居とお話」を予定している。会場内ではウクライナ出身者たちが手作りしたアクセサリーやバッグ、服などを販売し、収益をウクライナのボランティア団体へ送る。
時間は午後1時30分から同4時までで、会場は同市美旗町南西原の美旗市民センター。参加費は1人800円(資料代)。
同会世話人代表の川合一葉さんは「テレビなどでウクライナの情報が少なくなっているが、出身者たちは『ウクライナを忘れないで』『1日も早く戦争をやめてほしい』と切実に願っている。私たちも名張から『今すぐ武器を置いて話し合いを』『ウクライナから撤退を』と大きな声で発信していきたい」と思いを語り、参加を呼び掛けた。
問い合わせは川合さん(0595・66・1388)まで。
- Advertisement -