【演奏会に向けて練習する吹奏楽部の生徒たち】

 三重県名張市東町の名張高校吹奏楽部の生徒14人は、3月17日午後1時から同3時までadsホール(同市松崎町)で開かれる「定期演奏会in三重チャリティーコンサート」に出演する。入場料の一部が能登半島地震の被災地への義援金として寄付される。

 コンサートは、関東を中心に全国各地で演奏する吹奏楽団「ミュージックセラピーオーケストラ」の主催。同楽団から市を通して声が掛かり、合同でのコンサートが企画された。

 当日は3部構成で、1部は同楽団による単独ステージ、2部は金管五重奏、3部は楽団と生徒が「ジブリメドレー」「さくらのうた」「勇者」の3曲を合奏する。

 吹奏楽部の部長、北村友衣菜さん(17)は「プロの人と演奏するのは貴重な機会。コンクールで成長した技術を披露できたら」と話していた。

 チケットは税込み2000円で、同ホール窓口で取り扱っている。未就学児は無料。

 問い合わせは同楽団代表の廣田さん(080・6019・1155)まで。

2024年3月9日付863号15面から

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