【2人の作品(提供写真)】

名張出身の作家、幸さんも出展

 「宝石のように美しく輝く」ガラスの創作ひな人形を集めた「硝子雛展Ⅷ」が2月9日から18日まで、三重県伊賀市上野忍町の武家屋敷「赤井家住宅」で開かれる。入場無料。

出展する幸さん(左)、夫の新野さん(同)

 伊賀市文化都市協会が主催する毎年人気の企画展。今年は国内のガラス作家32人が、さまざまな技法を駆使した約100点の作品が会場を彩る。

 名張市出身の作家、幸小菜さん(23)は大阪市内で「glass工房ココロイロ」を主宰する夫の新野恭平さん(36)と出展する。

 今回が初参加の幸さんは「小さな子が何事もなく成長してくれたらと祈りの気持ちを込めて制作した」と話し、「『今』の精いっぱいを楽しんでもらって、また、これからの私の成長や可能性も見守ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 また、昨年会場を飾った作品が好評だったという新野さんは「『プチドラゴン』というオリジナルキャラクターを制作しており、今回はその仲間たちをひな人形にアレンジした。たくさんの方々に幅広い表現を見て頂けたら」とコメントを寄せた。

 時間は午前9時30分から午後5時(最終日は同3時)まで。会期中はカフェも開催され、作品の販売もある。14日休館。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

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