絵画と音楽、ステージで　10歳までに聴かせたいクラシック　10日に伊賀で

　皆が知っている音楽を絵とともに―。子どもから大人まで楽しめる今年度最後の公演「10歳までに聴かせたいクラシック」が2月10日午後2時から三重県伊賀市西明寺の市文化会館で開かれる。

　伊賀市文化都市協会の主催で、「絵で楽しむクラシック」の第3弾。大阪交響楽団が演奏するムソルグスキーの「展覧会の絵」に合わせ、世界の名画や「展覧会の絵」に登場する絵画をステージ上に投影し、展覧会場の雰囲気を「目と耳で楽しむ」コンサートになる。

　また、65人のオーケストラが子どもたちの手振りに合わせて演奏し、指揮者気分が味わえる「指揮者体験コーナー」や「楽器紹介メドレー」もあり、観客参加型のプログラムにもなっている。

　定員は300人。入場料は大人1500円、3歳以上小学6年まで800円。2歳以下のひざ上鑑賞は無料。同会館、青山ホール、あやま文化センターの他、電子チケットサービス「テケト」の同コンサートページ（http://teket.jp/5744/29789）で発売している。子ども限定の特典もある。

　同協会の担当者は「テレビでおなじみの曲が、耳からだけでなく目でも楽しめる。小学生だけでなく未就学児も楽しめ、家族だんらんにもなるので皆でぜひ」と来場を呼び掛けている。

　問い合わせは同会館（0595・24・7015）まで。