【破魔矢やお守りを袋に詰める檀家総代ら=名張市新田で】

 「厄よけ観音」として知られる三重県名張市新田の真性寺で1月30日、2月11日に営まれる初午祭で参拝者に渡す破魔矢などの準備作業があった。

 恒例の初午祭では毎年、県内外から約1000人の参拝者が訪れる。この日は、上田通雄住職(43)と檀家総代ら4人が「開運招福」などと記された絵馬付きの破魔矢200本やお守り300体を袋に詰めた。

 初午祭は午前8時30分から午後4時まで。上田住職と伊賀市にある寺の僧侶ら6人が大般若経600巻を転読し、厄よけや開運などを祈願する。当日は甘酒の振る舞いもある。

 上田住職は「家内安全や交通安全の祈願もします。ぜひお参りし、今年一年の厄を払って頂きたい」と話していた。

 問い合わせは同寺(0595・65・5089)へ。

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