【引退した(左から)宮迫、森、竹島の3選手】

 女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は、2023年シーズンで現役を引退、移籍で退団した選手6人を発表した。
 引退したのはDF宮迫たまみ選手(33)と、MF森仁美選手(32)、伊賀市出身のMF竹島加奈子選手(28)。3人は2018年の国体優勝と1部昇格を経験。宮迫、森の両選手はチームの主軸として21年のリーグ制覇に貢献した。

 鹿児島県垂水市出身の宮迫選手はリーグ通算283試合に出場し、3得点を記録。くノ一には13年間在籍し、昨季は副将としてリーグ全22試合に出場した。

 森選手は東京都三鷹市出身で、通算出場が246試合、91得点。くノ一では6年間プレーし、昨季は攻撃の主軸として21試合に出場。6得点を挙げた。

 くノ一の下部組織からトップチームに昇格した竹島選手は通算80試合出場、9得点。21年に他のリーグ1部のクラブに移籍し、くノ一には昨季復帰。10試合に出場した。

原田ら移籍

 退団したのは、くノ一に2年在籍したDF原田結奈選手(24)(広島県呉市)とMF中垣虹衣碧選手(20)(愛知県日進市)、昨年加入のMF小林綺那選手(23)(神奈川県横須賀市)の3人。移籍先はいずれもリーグ2部で、中垣、小林両選手は福岡J・アンクラス、原田選手はディアヴォロッソ広島にそれぞれ移籍した。

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