【点灯が始まったケヤキのイルミネーション=伊賀市阿保で】

 三重県伊賀市阿保の青山ホール隣の空き地にある、樹齢124年(推定)のケヤキ。まちの活性化を願って住民たちがイルミネーションを飾り付け、12月16日に点灯が始まった。

夏のケヤキの様子(提供写真)

 主催する阿保地区住民自治協議会によると、この木は1909(明治42)年、当時この場所にあった小学校の新校舎竣工に合わせて校庭に記念植樹された。植えた時は樹齢10年、幹の直径は5センチだったというが、現在は高さ約15メートル、幹の直径約1・8メートルの大木になっている。

 小学校が高台に移転してから旧青山町の庁舎が建ち、合併後に支所が置かれた。昨年の複合施設の開所に伴って旧支所の建物は取り壊され、木の周囲は広い空き地になった。

 今年の夏、親しまれてきたケヤキを地域のシンボルとして改めて活用していこうと、同協議会地域まちづくり推進部会がイルミネーションを企画。有志7人が電飾を寄付し、実現した。

 点灯セレモニーで、同協議会の牧野頼悌会長は「地域を見守ってきた由緒あるケヤキ。これを第一歩として、次へとつなげたい」とあいさつ。同推進部会の大田節子部会長は「もっと輪を広げ、来年は木の高い所まで飾りたい」と話した。

 点灯は24日までの日没から午後10時まで。来年以降の規模拡大に向け、電飾の寄付を募っている。夏には木と風鈴を使った行事の構想を練っているという。

 問い合わせは、阿保地区市民センター(0595・52・2000)まで。

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