【講評を聞く訓練の参加者ら=津市榊原町で】

 三重県の青山高原にある航空自衛隊笠取山分屯基地(津市榊原町)で12月11日、同基地と伊賀市消防本部、津市消防本部、県防災航空隊の4機関による合同訓練が実施された。火災など災害発生時の連携強化を目的に、各機関の計約50人が緊急時の対応手順を確認した。

消火訓練をする参加者たち=同

 同基地と両市消防本部は2018年、基地周辺で発生した災害の対応に関する協定を締結。協定を結んだ3機関に県防災航空隊を加え、初動対応や情報共有の相互協力について再確認するため、訓練を企画した。

 この日の訓練は、同基地敷地内にある車両の給油機から火災が発生し、周辺の林に延焼した想定で実施。自衛隊員が初期消火をした後、応援要請で駆け付けた伊賀・津両市の消防隊員が、ポンプ車からホースを伸ばして、林に向かって放水した。

 また、逃げ遅れた要救助者に見立てた人形を救助し、県防災航空隊のヘリコプターで搬送する訓練も予定していたが、航空隊の実災害の対応により、中止となった。訓練に参加した航空隊員は、各機関の活動や救助の手順を確認した。

 訓練終了後の講評で、上田素生伊賀消防署長は「各機関ともすばらしい連携が取れていた。日頃から関係機関の情報を共有することが、被害の軽減につながる」と述べた。

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