【合同練習する「オレンジヴォイス」と「ラ・ペスカ」のメンバーら=名張市で】

 名張育成会(本部・三重県名張市美旗中村)の通所施設を利用する男女9人でつくるコーラスグループ「オレンジヴォイス」のコンサートが、12月16日に開かれる。新型コロナの影響で約4年ぶりとなった舞台を前に、メンバーは地元のコーラスグループとの合同練習に取り組んでいる。

 2007年に結成し、年1回開くコンサートや同会の各施設、地域のイベントなどで歌声を披露してきたが、コロナ禍でここ3年は出演機会も無くなった。そんな中でも感染対策に配慮しながら月数回の練習は欠かさなかった。歌詞に入れたい言葉をメンバーが出し合い、指導者の乾裕香さん(61)が作曲してオリジナル曲も作り続けている。

 今回は、コロナ禍の時期に完成した「ツムグ」「友」「夕焼け」の他、「空も飛べるはず」「青春の影」などのポップスも含め約20曲を披露する。共演する市内のコーラスグループ「ラ・ペスカ」も「翼をください」「With you smile」などを歌う予定。

 本番の伴奏も担当する乾さんは「これまでのコンサートでは『歌に励まされた』『ありがとう』という感謝の言葉も頂いてきた。皆で歌える喜びや感謝の気持ちを歌声に乗せて届けたい」と話した。

 コンサートは同日午後1時30分から、同市美旗町南西原の美旗市民センターで。入場無料。来場希望者は同13日までに「名張育成会ひびき」へ電話で申し込む。

 申し込み、問い合わせは、ひびき(0595・67・4177)まで。

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