【初期消火の訓練で的に向けて放水する伊賀市職員=同市四十九町】

 三重県伊賀市四十九町の市役所本庁舎で11月20日、消防総合訓練があった。職員ら約30人が参加し、消火器や避難器具の取り扱いなどを確認した。

 本庁舎での総合消防訓練は4年ぶり。正面玄関付近で出火したとの想定で、5階から逃げ遅れた市民を20メートル級のはしご車で救出する訓練も実施した。

 講評では、伊賀消防署の福岡大副署長が「庁舎には不特定多数の人がいて、災害弱者の方も含まれる。有事の時は守る行動をお願いしたい」と話した。

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