【協力を呼び掛けるパネルを手にする松本さん=名張市役所で】

 来年3月に開かれる三重県名張市の市制施行70周年記念式典で展示予定のモザイクアートの制作が、10月から進められている。制作する市民有志らによる実行委員会は、完成に必要な市民らの笑顔の写真をそろえるため、インターネットを通じて投稿する専用フォームを開設した。

 モザイクアートは縦約2メートル、横約4・5メートルのサイズを予定し、完成には5670枚の写真が必要となる。実行委のメンバー12人は10月から、市内のイベントや団体など25件を手分けして訪問。1人2枚の協力を呼び掛け、11月13日までに約2600枚を撮影した。

 ネット投稿は、イベント会場へ行くことができない人にも参加してもらおうと実施。無地の背景の顔写真を正方形に切り取り、専用フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfNAiBmyqZ-cAA1Sy_NWUrE7pqYkpoR_ZlhddI7W1z4_hwBDA/viewform?pli=1)へ投稿する。

 また、写真の印刷代などに充てるため、市社会福祉協議会(丸之内)や福祉まちづくりセンター(元町)などに募金箱を設置。制作に協力する実行委メンバーも募集している。

 実行委副委員長で市職員の松本雅俊さん(44)は「名張市民の笑顔を集めて一つの大きな作品にしたい。ぜひ参加してほしい」と協力を呼び掛けた。

 問い合わせは松本さん(090・8549・4705)へ。

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