秋季全国火災予防運動期間中の11月11日、三重県名張市鴻之台1の市消防本部で消防フェスティバルが開かれた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、会場は多くの親子連れらでにぎわった。
市民の防火・防災意識の向上や、消防行政への理解を深めてもらうことなどが狙い。消火体験や起震車による地震体験、ミニ消防車の乗車体験、救助ロープ渡過体験などさまざまなコーナーが設けられ、各所で順番待ちの長蛇の列ができた。
会場にはローカルヒーローの「アンシンダー」と「アンシンダーL」が登場。子どもたちと記念撮影をしたり、ステージで歌やダンスを披露したりして防火などを呼び掛けた。
重さ約20トンのはしご車との綱引き対決では、多くの子どもらが「そーれ」の掛け声とともに綱を引くとゆっくり車両が動き、周囲から拍手と歓声が上がった。
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