大阪・道頓堀に期間限定「三重テラス」　万博向け発信　伊賀地域も

　2025年の大阪・関西万博に向けて、三重県は大阪市の道頓堀に情報発信拠点「三重テラスin大阪」を11月17日から30日までの期間限定で設置する。訪日外国人客（インバウンド）をターゲットに、食や観光など県の魅力を発信する。

　場所は、道頓堀にある観光交流拠点「ピボットベース トラベルカフェ アット トンボリ」。県産食材を使った飲食メニュー5品の提供や県産品38品の販売、体験イベントなどがある。

　県によると、伊賀地域関係では、飲食メニューで伊賀忍者の手裏剣型のかたやきを添えた「美し国NINJAアイス」がある。産品では、伊賀市からは「かたやき」と「伊賀牛カレー」、名張市からは「おかずみそ」を販売するという。

　体験イベントでは、25日に伊賀地域を拠点に活動するパフォーマンス集団「伊賀之忍者衆『羅威堂』」との記念撮影会がある。会場には、名張市の赤目四十八滝の写真を使ったフォトスポットも設置されるという。

　営業時間は午前11時から午後6時まで（17日は午後2時から、30日は午後5時まで）。

　三重テラスin大阪は、来年1月に大阪市の梅田でも設置する予定だという。