【三重県選抜で全国大会に出場した山田さん(左)と日下さん】

 三重県伊賀市を拠点に活動するフットサルチーム「member of the gang(メンバー・オブ・ザ・ギャング)」から三重県選抜に選ばれた2人が、秋田県由利本荘市で開かれた全国選抜フットサル大会に出場。3位入賞に貢献し、「来年は〝てっぺん〟を取りたい」と早くも次に向かっている。

 2人は、名張市美旗町池の台の会社員、日下敬夫さん(37)と津市の同、山田紘平さん(28)。日下さんは選抜チームの常連で、春にあった東海大会でも活躍。山田さんも3度目の選出だ。昨年の全国大会では予選で敗退していたことから、今年は予選突破を狙っていたという。

 9月15日から始まった予選グループでは、初戦で秋田県選抜に敗れたものの、北海道選抜に勝利、更に愛媛県選抜に圧勝して決勝へと駒を進めた。

 三重県選抜は、走る体力が自慢の「ランナー系チーム」だといい、攻撃的なポジション「ピボ」を担う日下さんと、攻撃力も守備力も求められるポジション「アラ」の山田さんも攻撃や守備にと活躍した。

 17日にあった準決勝で、東海大会では勝利した東海第2代表の静岡県選抜に敗れ、3位となったが、目標の予選突破は果たした。今後は来年の大会に向け、同チームで腕を磨いていくという。

 所属する同チームでは活動をインスタグラム(@m.o.t.g_futsal)で発信しており、メンバーも募集している。

2023年10月28日付854号19面から

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