伝統の技を受け継ぎ、創作表現を続ける三重県伊賀地域の陶芸家でつくる「伊賀陶芸会」の51回目となる作品展が、10月14から22日まで伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。入場無料。
会期中は、30代から80代の会員19人が、大つぼなどの大作から小さな茶わんまで、1人10点前後を出展する。会員の作品に加え、「先人に学ぶ」コーナーも設け、伊賀焼の先駆者である菊山當年男さん、森里香山さん(いずれも故人)の作品も展示する。
また、14から16日、20から22日の計6日間は、伊賀華道協会の協力で、生け花が会場を彩る。
同陶芸会の新学会長は「昨年の50回記念展と同規模の展示で、期間も長い。ぜひお立ち寄りください」と呼び掛けている。
時間は午前9時30分から午後5時(最終日は同4時)まで。販売あり。
呈茶会も
15、22日には「花を愛で、茶を喫す」と題した呈茶会(500円)がある。会員が制作した茶器を使い、15日は上野高校茶道部、22日は伊賀白鳳高校茶華道部卒業生有志が抹茶と生菓子でもてなす。ともに午前10時からと午後1時からで、事前予約が必要。
申し込み、問い合わせは伊賀市文化都市協会(0595・22・0511)まで。
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