【生徒の前で危険な自転車走行による事故を再現するスタントマン=伊賀市新堂で】

 三重県伊賀市新堂の霊峰中学校(福岡順子校長、全校生徒153人)で10月10日、危険な自転車走行による事故を再現した交通安全教室が開かれた。生徒たちはスタントマンの実演で疑似体験し、交通ルールやマナーを守る大切さを改めて学んだ。

 この自転車交通安全教室はJAいがふるさと、県警交通企画課、伊賀署の共催。「恐怖を直視させる」という意味のスケアード・ストレイト教育技法を用い、事故の衝撃や怖さの実感を目的に実施している。

 会場のグラウンドでは携帯電話の操作や傘を差しながらの運転などスタントで再現。司会者が「自転車もオートバイや自動車と同じ車両」など交通ルールの徹底を呼び掛け、生徒たちは事故になる原因や違反点についての質問に答えていた。

 同中学では生徒のほとんどが自転車で通学している。スタントの実演見学後、3年生の波田あかねさんは「学んだことを意識しながら運転しようと思った」、杉野天音さんは「交通ルールを守り、気を付けて走行したい」と感想を話した。

 県警によると、県内で今年発生した自転車乗車中の交通事故による死者は10月9日現在、小中学生2人を含む5人。伊賀署管内でも小学生1人と中学生2人、高校生3人を含む11人が負傷している。

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