【来場を呼び掛ける平尾さん(左)と西口さん】

 近畿大学工業高等専門学校(三重県名張市春日丘7)の年間最大のイベント「高専名張祭」が、10月14、15日に開かれる。新型コロナの影響で取りやめていた学生による模擬店が一部復活し、ステージライブやものづくり体験、ゲームコーナーなどのイベントがある。時間は午前10時から午後4時(15日は同3時)まで。

 模擬店や、子ども向け企画「わんぱく王国」、ものづくり体験ができる「高専ふぁくとりー」、学生バンドライブ、ビンゴ大会、英語プレゼンテーションコンテスト、ダンスステージなどを予定。15日正午からは餅まき、午後1時からは、お笑いコンビ「流れ星☆」「かが屋」によるスペシャルライブがある。13日にはメタバース(仮想空間)での前夜祭もある。

 「入学した2年前はコロナ禍で名張祭が無かった」という実行委員長の平尾優弥さん(都市環境コース3年)は昨年、さまざまな制限がある中で奮闘する先輩たちとともに実行委員として運営に携わった。直前まで準備に追われながら、「皆で一つのことを成し遂げるのが楽しい」と全身で感じている。

 平尾さんと実行委員の西口桃加さん(制御情報コース3年)は「頑張って準備してきた名張祭を、皆さんに楽しんでもらえる時間にしたい」と思いを話した。

 両日とも入場には事前予約が必要。スマートフォンアプリ「ピーティックス」で同祭を検索し、必要事項を記入して無料チケットのQRコードを入手。当日、受付でQRコードを提示する。スマホやアプリの使い方が分からない場合は会場でも受け付ける。

 会場へは名張駅前からの三重交通バスを利用するか、自家用車の場合は名張市役所(鴻之台1)の臨時駐車場に止め、会場までの無料シャトルバスを利用する。

 問い合わせは同高専(0595・41・0111)まで。

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