【調印した覚書を手にする大黒社長(右)と紀平益美・三重県共同募金会事務局長=名張市丸之内で】

 参加企業の売り上げの一部を共同募金に寄付する「三重の赤い羽根募金 百貨店プロジェクト」で、三重県共同募金会と名張市桔梗が丘1番町のガス会社「名張近鉄ガス」が9月29日、覚書に調印した。同社の参加により、県内の協力企業は126社、市内では9社となった。

 同社は、水回りやガス機器のメンテナンスなどをする「生活サポートサービス」の一環として、飲料水の定期宅配サービスを昨年5月に開始。同プロジェクトでは、この宅配サービスの契約1件につき100円を寄付し、市内の子育てサークルや学童保育の活動支援などに役立てられるという。

 調印式で、同社の大黒賢宏社長は「生活のサポートを充実させ、『名張は住みやすい町だ』と広く知ってもらいたい」と話していた。

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