【開会ステージを飾る合同演奏の練習風景=名張市八幡で】

 9月から年末まで三重県名張市内各地で催される「第53回名張市民文化祭」のオープニングを飾る「名張文化協会総合フェスティバル」が10月1日午前10時から午後4時まで、同市松崎町のadsホールで開かれる。入場無料。

 昨年に続く2回目で、開会ステージは、伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団と筝曲すみれ会、日本民謡和泉会の3団体が「日本の情景・秋」をテーマに、「村祭り」などの童謡をメドレーで演奏する。

 午前の第1部では、ひまわりコーラス(合唱)、竹友会おきつも(尺八)、三曲倶楽部(三味線、筝、尺八)など6団体が出場。

 伊賀シンフォニックアカデミーと名張高校、名張青峰高校の両吹奏楽部との約60人による合同バンドもある。文化活動に若い人の参画を高め、音楽団体との交流や体験学習などを進めていくための「若者・生徒・児童参加型事業」の一環。演奏曲は「マーチブロックM」、ポップス描写曲「メインストリートで」で、指揮者の田森元治さんは「生徒たちが今後、技術的に成長していく上で、大きな刺激になると思う」と期待を込める。

 午後からの第2部には、琴伝流大正琴琴悠会(大正琴)、名張能楽振興会(能楽)、民謡踊鳳扇流扇友会(邦舞)、日本民謡和泉会(民謡)など11団体が出演する。

 同協会事務局長の山本順仁さんは「文化祭開幕を飾るにふさわしく、多くの団体が素晴らしい舞台を展開するので、ぜひともお越しください」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは同協会事務局(0595・64・2132=adsホール内)へ。

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