【赤色灯を点灯させる消防車】

 8月中、三重県伊賀市では4件(建物1、車両1、林野1、その他1)、名張市では1件(その他)の火災が発生した。

 伊賀市では、19日未明に上神戸の2階建て民家226平方メートルが全焼する火災があった。2階部分から出火したとみられるが、家人は避難して無事だった。市消防本部で出火原因を調べている。

 30日には新堂で、落ち葉の焼却の火が山林に広がり、約200平方メートルが焼失した。

 名張市では、26日にすずらん台の広場で行われていたキャンプファイアーの際、火勢を強めるためにオイルジョッキで混合油を注いだところ、70代男性の着衣に燃え移り、右腕にやけどを負った。

 たき火やバーベキューなどの際、混合油やガソリン、灯油などの石油類や消毒液のようなアルコール類を着火剤のように使用すると着衣着火などの事故が起こる可能性があるため、消防では誤った使い方をしないよう注意を呼び掛けている。

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