【大会に向け意気込むランポーレ三重の選手たち=名張市役所で】

 三重県名張市を拠点に活動する社会人バスケットボールチーム・ランポーレ三重が、9月16日に開幕する「第99回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会」(日本バスケットボール協会主催)に2年連続で出場する。選手らは12日、西山嘉一教育長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。

 この日、市役所を訪れたのは、北森郁哉選手兼代表(27)やキャプテンの網干海有選手(25)ら5人。チームは6月にあった県総合バスケットボール選手権大会を連覇し、出場を決めた。

 昨年の天皇杯は、1次ラウンドの初戦で試合終了間際に逆転を許して敗退。網干選手は「一つひとつのプレーが大切。最後まで気を抜かずにやらないといけないと改めて感じた」と振り返る。

 敗戦の悔しさを胸に、チームは更なる強化に向けて練習などに取り組んできた。外国人選手の獲得にも力を入れ、所属人数は計3人となった。

 北森選手兼代表は「一戦一戦しっかり勝って、2次ラウンドに進みたい」と抱負を述べ、西山教育長は「今、バスケは盛り上がっている。名張の名前を全国にとどろかせて」と激励した。

 同チームが出場する1次ラウンドの中日本大会は、新潟県佐渡市が会場。長野県から和歌山県の代表15チームが、Bリーグクラブが登場する2次ラウンドに進出する2枠を争う。初戦は富山県代表チームと対戦する。

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