【3位入賞を喜ぶチームのメンバー=名張市で】

 8月に愛知県で開かれた「第2回全国特別支援学校フットサル大会東海地区大会」に、三重県名張市美旗町南西原の特別支援学校伊賀つばさ学園が、昨年に続き3位に輝いた。

 日本ライオンズが主催する同大会には、東海地区から11校が出場。2ブロックに分かれたリーグ戦で、11月に福岡県で開かれる全国大会への出場権をかけて競った。

 同学園からは中学部と高等部のサッカー部員20人から選抜した8人が出場。攻撃力が特長だが、同チームの突山祐監督(37)によると「まずは失点が少ないところが強み。大会でもチームで守って攻撃のチャンスをつかめた」と分析する。

 得点力でチームを引っ張る高等部3年の主将は「優勝を逃して悔しい気持ちはあるが、全員で力を合わせて良い結果を残せた」と振り返り、突山監督は「選手同士のコミュニケーションでチーム力を発揮できたことが、東海3位という結果につながった。次は全国への出場を目指していきたい」と話していた。

2023年9月9日付851号8面から

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