【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】

 三重県警名張署は8月17日、旅券法違反の疑いで住居不定、職業自称経営コンサルタント業の男(64)を逮捕したと発表した。

 逮捕容疑は2008年1月15日、自身が執行猶予中にも関わらず、大阪府内のパスポートセンターで執行猶予でないとする虚偽の記載をした申請書を提出し、不正に旅券の交付を受けた疑い。

 同署によると、別の事件の捜査で男の容疑が浮上し、10年に逮捕状を取得したが、男は国外へ出国していた。今年7月、中国の入管施設にいることがわかり、日本に帰国したところを関西国際空港で逮捕した。

 調べに対し男は「申請書の説明文を読まずに申請した」などと話しているという。

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