8月21日に香川県で開幕する「第53回全国中学校バスケットボール大会」に、三重県名張市の市立桔梗が丘中学校バスケットボール部が初出場する。16日には出場選手の7人が同市役所の北川裕之市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。
出場メンバーは、同中3年の岡田拓朗さん、山田悠太さん、岩見聖弥さん、2年の中森彪介さん、大楠朋哉さん、竹下慧さん、松生幸真さん、押田悠翔さんの8人。全国大会は、各ブロックの予選を勝ち抜いた男女それぞれ24チームが出場する。同部は7、8日の東海大会で3位となり、全国への出場権を獲得した。
チームは毎週4日、放課後の部活動で練習する。互いに声を掛け合いながら攻守ともに強化しているそうで、同部の顧問を務める杣田淳司教諭は「5対5の試合もできない8人という少人数の中、工夫をしながら練習を重ねている。試合では苦しい状況でもあきらめないメンタルがある」と評価する。
キャプテンとしてチームを引っ張る岡田さんは「支えてくれた顧問の先生に恩返しができるように、最高の試合にしたい」と活躍を誓った。
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