【代表の平野さん(前列左)とメンバーたち=伊賀市柘植町で】

月1ペースで食事提供

 三重県伊賀市の柘植地区を中心に「子どもたちや地域の皆さんの居場所作りをしたい」という思いを持った女性5人が集まり、昨年12月に地域ボランティア食堂「つばめカフェ」がスタートした。月1回ほどのペースで食事を有償で提供し、さまざまな特技を持つ住民がものづくりも指導している。

 メンバーは代表の平野麻衣さんと丸柱真優佳さん、宮裡裕惠さん、芝川由希さん(いずれも同市柘植町)、大石亮子さん(同玉瀧)。昨年12月のクリスマス会ではカレーを振る舞い、松ぼっくりでツリー作りをした。1月のかるた大会ではぜんざい、2月は鹿肉入りジビエカレー、3月はいちご大福も登場した。

 食堂の参加費は100円からで、開催規模などによって異なる。平野さんは「核家族化が進む中、地域での大家族的な触れ合いは大切。こうした催しを通じて子どもたちに安心な食事を提供し、いろんな経験をさせたい」と抱負を語った。

 8月25日の金曜には、柘植地区市民センターで学童保育のような見守り会も行う予定。活動の様子やスケジュールなどの情報はインスタグラム(@igatubamecafe)で発信している。

2023年7月29日付848号22面から

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