【ステンドグラス作品を紹介する林田さん=名張市春日丘で】

 「真夏の夜のステンドグラス展Ⅴ」が8月11から20日まで、三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。

 名張市内で教室「ステンドグラスサーナ」を主宰する林田さなえさんがプロデュースし、伊賀市文化都市協会が主催。同市内の歴史的建造物などをライトアップする「お城のまわりライトアップイベント」(12、13日)の協働事業も兼ねている。

 会期中は日展5年連続入選や県文化賞(奨励賞)も受賞した林田さんを始め、伊賀では初出品の8人を含む計12人の作家によるアクセサリーのような小物から奈良を拠点に活動する大家勝さんによる縦1メートル、横7メートルの大作まで約300点が並ぶ予定。

 林田さんは「今年は革新的で斬新的。ガラスが映えて奇麗なのでぜひ観に来てほしい」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前9時から午後5時(最終日は同3時)までで、11から13、18、19日は午後9時まで夜間特別開館する。入場無料、販売あり、15日休館。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

 また、10から13日まで林田さん主催の教室展も同市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で開かれる。5年ぶり12回目で、30代から70代の名張教室と橿原教室の一部メンバー29人がそれぞれ気に入った作品約50点を出品。

 10日は午前10時から午後5時。11から13日は午後8時半まで。入場無料。

 問い合わせ林田さん(0595・64・1514)まで。

2023年7月29日付848号15面から

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