【男子の個人戦・団体戦出場メンバー】

 7月22日から全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体2023」が行われている。三重県の伊賀地域各校から出場する選手、各地で活躍する伊賀地域出身の選手たちに意気込みを聞いた。

女子個人で出場する陶山さん

 名張高(名張市東町)では男女の柔道部員たちが、本番に向け闘志を燃やしている。

4強目指す男子

 男子団体戦に出場するのは、3年の井上寛仁さん(17)=90キロ級、大坪咲介さん(17)=同、鎌田壮悟さん(17)=同、2年の堂崎義喜さん(16)=81キロ級、1年の南叶音さん(16)=100キロ級、菊地正義さん(15)=100キロ級。

 5月下旬に市内であった県総体決勝では四日市中央工高に苦戦を強いられたが、大将戦で一本勝ちし、接戦を制した。普段からコミュニケーションを図り、「皆で勝ち取った結果」と喜ぶ。インターハイではベスト4を目指している。

 個人戦は井上さん、堂崎さんと、2年の中井夢人さん(16)=66キロの3人が出場する。

 オール1本で県総体の頂点に立った井上さんは、今年が初優勝。東海総体も初出場で初優勝を飾った。得意技は背負い投げで、今回は優勝を狙う。

 1本勝ちで県総体を制覇した堂崎さんは、今年1月の高校選手権予選大会でも優勝を決めており、得意の大外刈りを武器に、初出場の今回は「ベスト4に食い込みたい」と士気を上げている。

 県大会では決勝を含む3試合が延長戦だった中井さんも「1回でも多く勝ちたい」と意欲を燃やす。

女子個人

 一方、女子個人で出場を決めたのは、2年の陶山心愛さん(16)=52キロ級。同高部員同士で競った決勝では技ありを取り、延長戦を制した。得意の大外刈りを武器に「ベスト8に入りたい」といい、仲間からもエールを送られている。

 柔道は8月8日に札幌市で開幕する。

2023年7月29日付848号11面から

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