【6月の犯罪発生マップ】

 三重県警伊賀・名張両警察署がまとめた6月中の刑法犯認知件数は、伊賀署43件(前月比5件増)、名張署20件(同9件減)だった。伊賀署は3か月連続で前月より増加している。

 両市内とも侵入盗が多発している。空き巣や忍込みの事案が伊賀署で5件(丸の内・河合各2、柘植1)あった他、空き家を狙った侵入盗の被害が伊賀署で5件(花垣4、玉滝1)、名張署で6件(桔梗が丘4、青山町駅前2)あった。

 伊賀署では他に、部品ねらいが8件(丸の内・ゆめが丘・平田各2、花垣・玉滝各1)、自動車盗も2件(ゆめが丘・猿野各1)あった。7件発生した器物損壊は、車体に傷を付けたり窓ガラスを破壊したりといった自動車関連だった。

 夏休みは児童生徒が家庭や学校外の場所で過ごす機会が増え、犯罪被害に遭う可能性も高くなるため、警察では保護者に向け特にSNSの利用に伴うトラブル防止に注意するよう呼び掛けている。

2023年7月29日付848号22面から

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