三重県名張市で7月29日、夏の風物詩「名張川納涼花火大会」が開かれた。同市黒田の名張川左岸から打ち上げられた4325発の大輪が夜空を彩り、約6万人(主催者発表)の観客を魅了した。〈YouTubeで動画(https://youtu.be/olkP91vWTEo)〉
午後7時30分からは、同花火大会の始まりを告げる「愛宕の火祭り」が4年ぶりに復活した。太鼓の音が響く中、愛宕神社(新町)の氏子らがみこしを先頭に名張川に入り、たいまつを手に勇壮に渡河。打ち上げ花火や文字仕掛け花火などが、華を添えた。
花火大会は同8時に開始。赤や緑、オレンジなど色とりどりの打ち上げ花火や仕掛け花火に、観客たちから拍手と歓声が上がっていた。
会場周辺は数多くの屋台が並び、一部の道路や橋の上などは歩行者の肩と肩とがぶつかるほどの混雑となった。
同市南町の名張産業振興センターアスピアでは、名張商工会議所青年部による関連イベント「なばりエモふぇす」が開かれ、来場者がダンスステージやコスプレ撮影などを楽しんだ。
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