第22回三重県文化賞「文化功労賞」を受賞した名張市在住の日本画家、津田親重さん(70)を講師に迎えたワークショップと制作見学ツアーの「和紙と墨と筆と」が、8月26日に伊賀市上野相生町の武家屋敷入交家住宅で開かれる。伊賀市文化都市協会の主催。
ワークショップ「墨で龍を描こう」は、約10人の画家による約20種類の中から選んだ龍を筆で模写する。小学生が対象で、午前10時と午後2時から約1時間。定員は各10人。津田さんは「先人の絵を勉強することで、絵の世界に入るきっかけになれば」と語る。
「襖絵制作見学ツアー」は新調のふすま4枚に津田さんが墨で描く様子をライブで見学する。午前11時と午後3時から約1時間。定員は各30人。津田さんも初の試みだといい「あまり見る機会のない『ぼかし技法』の瞬間をぜひ生で見て頂きたい」と来場を呼び掛けている。
参加はいずれも無料で、8月6日までに同協会ホームページ(http://www.bunto.com)の専用フォームから申し込む。抽選後、当選者にははがきで通知する。
問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
2023年7月15日付847号20面から
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