群馬県前橋市で7月31日から開かれる18歳以下の選手が対象の「第5回日本クラブユース女子サッカー大会」に伊賀FCくノ一三重サテライトが東海地域代表として4大会ぶり2回目の出場を決めた。
サテライトは、なでしこリーグ1部に所属するくノ一の下部組織で、選手は地元の伊賀名張を中心に三重県内の他市町を始め愛知や岐阜、京都の中学生14人と高校生5人の計19人。練習は平日と土日の週5日、伊賀市才良にある「くノ一グラウンド」などでトレーニングに励んでいる。
同大会には16チームが参加し、くノ一サテライトは6月にあった東海大会で6チーム中2位に入り、全国出場の切符を得た。各4チームのグループリーグではジェフ千葉など、いずれもWEリーグに所属するプロクラブの下部組織と対戦する。
チームを指揮する那須麻衣子監督(38)は「いい守備からいい攻撃につなげることをコンセプトに、試合状況を見てプレーが選択できるよう練習している。この中からトップチームで活躍する選手を一人でも多く送りたい」と期待。キャプテンで名張青峰高3年のMF青木遥香さん(18)は「まずは1勝。ハイレベルな大会だが、予選通過を目指したい」と意気込みを話した。
2023年7月15日付847号19面から
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