【千代の国】

 日本相撲協会は7月21日、三重県伊賀市出身の元幕内・千代の国(33)=九重=の現役引退と年寄「佐ノ山」襲名を承認したと発表した。

 千代の国は2006年夏場所で初土俵を踏み、11年名古屋場所で新十両、12年初場所で新入幕を果たした。幕内の在位は34場所で、最高位は前頭筆頭。ひざや肩など度重なるけがに苦しみながらも、敢闘賞2回、金星1個を獲得した。

 両ひざの負傷で今場所は十両から陥落し、西幕下5枚目で初日から休場していた。

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