【作品を手に来場を呼び掛ける木田さん=伊賀市役所で】

 三重県伊賀市阿山ハイツの「楽まき己書(おのれしょ)道場」で師範をしている木田眞喜子さん(62)の作品展が、伊賀市役所(同市四十九町)4階のミニギャラリーで開かれている。7月28日まで。観覧自由。

 己書は、書き方や書き順にとらわれず、筆ペンや水彩で絵や文字を自由に表現する書。木田さんは約5年前に市内の教室で始め、佐那具郵便局(同市佐那具町)などで毎年作品を披露してきた。現在は約15人の生徒を指導し、初心者向けの体験会なども開いている。

 作品のテーマは食べ物や植物、七福神など幅広い。会場には、大小さまざまな色紙やはがきに書いた約80点が並び、教室生たちの作品も展示されている。

 木田さんは「己書はこつをつかむとすぐに書けるようになる。作品を見て興味を持ってもらえれば」と来場を呼び掛けた。

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