【インターハイに出場する近大高専ソフトテニス部のメンバー。左から西川さん、弘田さん、石田さん、磯部さん=名張市で】

 全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体2023」が、7月22日に開幕する。三重県伊賀地域の各校から出場する選手、各地で活躍する伊賀地域出身の選手たちに意気込みを聞いた。

 男子ソフトテニス競技には、近畿大学工業高等専門学校(名張市春日丘)から西川元基さん(3年)・弘田和航さん(2年)と石田陽大さん(同)・磯部天誠さん(同)のペアが個人戦に出場する。同高専から個人戦出場は8年ぶりだといい、県総体でともに5位に入り、出場権を獲得した。

 西川さん・弘田さんペアは、予選トーナメント5回戦までに落としたセットは1つのみだったが、準々決勝では優勝ペアにストレート負け。石田さん・磯部さんペアは準々決勝でフルセットまで粘り、底力をみせた。

「ダブル前衛」で展開早く

 尾鷲市出身の西川さんと鈴鹿市出身の弘田さんは、ともに小学校低学年のころに競技を始め、1年ほど前からペアを組んでいる。明確に前衛・後衛を決めない「ダブル前衛」のポジションを取り、早い展開で相手にプレッシャーをかけるのが大きな特徴だ。

 大会に向けては「インターハイ出場を目標にやってきたので、全国の舞台は初めてだけれど楽しみ。やり切りたい」(西川さん)、「どんどん攻めて来年にもつながるような試合をしたい」(弘田さん)と意気込みを話した。

急造ペアも「挑戦者の気持ち」で

 奈良県王寺町出身の石田さんと鈴鹿市出身の磯部さんは、県総体直前の5月にペアを組んだ。しかし、大会前の練習試合も勝てず、「あとはやるしかないと、挑戦者の気持ちになれた」ことが幸いしたのか、互いにカバーし合えるコンビネーションや試合運びの安定感も出てきたという。

 6月中旬に左手首を骨折し、一時は棄権も覚悟した石田さんだが、幸いにも回復が早く、大会には間に合いそうだという。2人は「2年生で出られるので、周りのプレーを見て吸収し、自分たちのレベルを確かめつつ、1つでも多く勝ちたい」と意気込みを語った。

 ソフトテニス競技は7月22日に北海道苫小牧市で開幕する。

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