【募集ちらしを手にする市職員=名張市役所で】

 三重県名張市は、狩猟を生業にできる新たな地域おこし協力隊「狩猟再興請負人」1人の募集を始めた。募集期間は7月7日から28日まで。

 地域おこし協力隊は、都市部から地方に移り住んで地域活性化に取り組む国の制度。同市では4日現在、5人の隊員が活動している。

 市農林資源室によると、イノシシや鹿などの獣害対策を担う猟友会の会員は高齢化が進んでいる。今回募集する協力隊員は、自ら有害鳥獣捕獲活動を行う他、利活用や加工品製作などを学び、「狩猟ビジネス」の実現に向けて取り組むという。

 活動期間は10月2日からで、任期は最長3年。「わな猟免許」を所持していることなどが条件で、詳しくは市の募集ページ(https://www.city.nabari.lg.jp/s035/100/020/20230419085926.html)を確認する。

 問い合わせは同室(0595・63・7625)まで。

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