【参加を呼び掛ける講師の川口さん=伊賀市西明寺で】

 子どもたちに和楽器との触れ合いを通して本格的な和文化を楽しく体験してもらう、子ども和楽器体験事業「箏(こと)に挑戦!」が8月6日から、三重県伊賀市川合のあやま文化センターで始まる。主催の伊賀市文化都市協会が参加者を募っている。

 講師は同市在住の川口加代子さん(宮城社師範)、菊衣敬温和さん(菊井箏楽社大師範)、楯紫都弘城さん(生田流楽事会師範)。演奏する曲は「さくらさくら」「七つの子」「ふるさと」を予定している。

 対象は小学3年から中学3年生。発表会を含む全9日の予定で、うち7日は午前と午後の2部制による講習、残り1日は参加者全員による合同練習。

 講習日程はいずれも日曜の8月6、20、27、9月3、10、17、24日で、午前は10時から正午、午後は2時から4時まで。合同練習は10月14日の午後2時から同4時、最終日となる翌15日に同センターで成果を披露する。

 定員は午前、午後の各部10人で、参加料は6000円(箏の爪代を含む)。筆記用具を持参する。

 申し込みは7月1から21日まで、ぶんとホームページ(http://www.bunto.com)の専用フォームで受け付ける。応募多数の場合は抽選。

 講師を務める川口さんは「音楽は洋楽と邦楽、大きく2つに分かれる。箏を使って、和文化を子どもたちとともに楽しく、講習していきたい」と参加を呼び掛けている。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)へ。

- Advertisement -