【作品を持ち寄る会員たち=名張市で】

 女性6人の写真愛好家グループ「フォトクラブ虹」が、7月1日から同30日まで、三重県名張市新町の旧細川邸やなせ宿で12回目の写真展「女性の視点で捉えた情景」を開く。入場無料。

 2009年に結成し、現在は伊賀地域を中心に50代から70代のメンバーが活動している。「写団なばり」代表の松田賢治さんから助言や指導を受け、年に数回、宇陀市や松阪市など近郊へ日帰り撮影旅行に出掛けている。

 写真展は7月開催が恒例で、互いに作品を持ち寄り交流することで高め合える機会になっている。今回は、伊賀上野城の薪能を捉えた「中秋の舞」、テレビドラマでも注目されている植物・バイカオウレンを奈良県内で写した「らんまん」など、講師作品を加えた計19点を展示する予定。

 「虹は7色だが、今のメンバーは6人。新メンバーを募集している」と話す、代表の松本順子さん。「作品そのものはもちろんだが、撮影した状況や撮影者の思いも文章にして掲示しているので、ぜひ見に来て」と呼び掛けた。

 展示は午前9時(初日は午後1時)から午後5時(最終日は同4時)まで。

2023年6月24日付846号6面から

- Advertisement -