【スポーツクライミング界で活躍を続ける小山さん(提供写真)】

 スポーツクライミング界で活躍を続ける三重県名張市東田原の小山楚嵐さん(市立北中学校2年)が、共同通信デジタルが運営するアスリートの支援プラットフォーム「フリサケ」(http://furisake.com/)に参加。7月12日までの期間で、クラウドファンディングを実施している。

競技に取り組む小山さん(提供写真)

 園児の時に見たテレビ番組をきっかけに始めた小山さんは、「ボルダリング」と「リードクライミング」競技で全国小学生大会1位に輝くなど、めきめきと頭角を現した。最近では、5月、6月での両競技で最年少ながら上位に食い込み、更なる飛躍が期待されている。

 平日は週に約2回、近隣県へ。土日は遠方にも登りに行く生活が続いているが、1年前、成長期に伴う膝の剥離骨折で3か月間登ることができないというアクシデントに見舞われた。だが、「今、できることをやる」と、冷静さを欠かなかった小山さんは、焦らず、その間に苦手な体幹トレーニングなどに励み、強化したという。

 「その精神力には脱帽した」と傍で応援している両親も感心。年齢的に世界にチャレンジできる機会が増えてきたので、近い目標として「世界ユース出場」を目指しているという。

 フリサケを担当する共同通信デジタルの上谷玲子さんも「どんどん強くなっている小山選手の活躍が楽しみです」とエールを送っている。

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