【香落渓の調査研究などを続けてきた長井さん】

 公開講座「名張のビックリ歴史振り返る」が7月2日午後1時30分から、三重県名張市のつつじが丘市民センター(つつじが丘北5)で開かれる。参加無料、事前申し込みが必要。

 講師は、香落渓の調査研究などを続けてきた長井智彦さん(76)。2015年夏に伊賀地域を震源に発生した地震で地鳴りを感じたことをきっかけに、地質や災害の歴史などを本格的に調べるようになったという。

 講座では地殻変動に伴う名張の地形の変化の歴史などに触れながら、収集してきたデータを紹介。その上で、同市の青蓮寺ダムの下の断層について話しをするという。

 参加対象は18歳以上で、時間は2時間程度。説明で使用するため、大きめのハンカチを持参する。

 長井さんは「名張の歴史をひも解くと、市民に知られていないビックリの事実があった。今の防災対策で良いのか、この機会に考えてほしい」と参加を呼び掛けている。

 申し込み、問い合わせは同センター(0595・68・1236)まで。

2023年5月27日付844号12面から

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